皆さん、こんにちは。
ネット物販ミチシルベ、案内人のワタナベ(@toshiya10000)です。
今回は中国輸入をやるなら必ず聞くであろう「代行業者」について。
ただし、代行業者はOEMのような大量発注に対してサービスを提供しているところがほとんどで無在庫転売に対応している代行業者って以外と少ないんです。
今回はその中から4社をご紹介したいと思います。
では、ポイントの振り返りです。
無在庫転売で代行を使うメリット
まず、無在庫転売で代行を使うメリットを上げたいと思います。
【直送より早く届く】
直送というのは私の無在庫転売のやり方でいうアリエクスプレスのことです。
これと代行を比較するとこれくらいの差があります。
アリエクスプレス:平均20日前後
代行業者 :平均10日前後(7営業日程度)
代行業者は早い航空便を確保してくれるので配送期間が短くなります。
対してアリエクスプレスのスタンダードは国際輸送は航空便に空きが出るのを待ってから積まれたり、他の国を経由して運ばれたりするので時間がかかります。
【商品チェックをしてくれる】
代行を通した場合、商品は一度代行の中国の事業所に届きます。
そこで商品のチェックをしてくれるんですね。
その精度は業者によってバラバラだと思いますが、いちお見てくれます。
違う商品が届いたり、不良箇所があると日本に発送する前にこちらに連絡をくれます。
なので無駄に国際送料がかかることもなく、購入者からクレームを受けることもないのがメリット。
ただし、商品が違ったり不良品だったことで発送元の工場にクレームを入れて新しい物を送ってもらおうとしても
その分の送料はすべてこちらが負担することになるケースが多いので、納得できない気持ちになります(笑)
無在庫転売で代行を使うデメリット
では、反対にデメリットはというと下記になります。
【直送より仕入れ値が高くなる】
当然ですが代行業者の中間マージンや確実な航空便の確保のため、国際送料が高くなる傾向にあり、結果仕入れ値が上がってしまいます。
高くてもヤフオクの販売価格の相場がそれ以上に高ければ問題ないのですが、様々なジャンルで調べたところあまり見当たりません・・・。
唯一あるのはアパレル系ですね。
洋服は重量も軽いので国際送料を安く抑えられるメリットもあります。
ですが、その分ライバルも多いのが現状です。
【サポートが弱い】
商品チェックをしてくれるサービスはいいのですが、不良が出た場合の返品送料や新しい物を送ってもらう送料もこちら負担が当たり前になっています。
ですが、アリエクスプレスの場合、そういった送料は販売者側の負担が多いです。
中には「送料は負担してくれないか?」や「送料分を差し引いて返金させてほしい」と言ってくるセラーもいますが、基本的に日本で買い物する感覚と同じです。
代行業者もアリエクスプレスレベルまでセラーに対して強気の交渉をしてくれればいいのですが、そこまではやってくれないですね・・・。
無在庫転売対応の代行業者(イーウーパスポート)
では、これから4社、代行業者をご紹介します。
【イーウーパスポート】
○東京に事務所がある(現地は義烏・広州)
○国際送料 1kg:95元(1元=15円:1,425円)
○代行手数料は無料だが月額利用料がかかる(29,800円)
○決済手段:銀行振込、Paypal
○連絡手段:メール、チャットワーク
ここは代行手数料を都度取るのではなく、月額利用料という形で請求されます。
ですから無在庫転売でも大量に取引する場合にメリットがあります。
無在庫転売の代行業者(淘太郎)
【淘太郎】
○東京に事務所がある(現地は義烏)
○国際送料 1kg:80元(1元=15円:1,275円)
○代行手数料は商品代の5%もしくは月額利用料がかかる(30,000円)
○決済手段:銀行振込、Paypal
○連絡手段:メール
ここは代行手数料が2パターンあるのが特徴です。
ですから少量や大量取引どちらでも対応可能ということですね。
また国際送料が安いのも特徴です。
ですが連絡手段がメールしかありません・・・。
無在庫転売の代行業者(ラクマート)
【ラクマート】
○大阪に事務所がある(現地は義烏)
○国際送料 1kg:97元(1元=15円:1,455円)
○代行手数料:無在庫は商品代の5%
○決済手段:銀行振込、Paypal
○連絡手段:メール、チャットワーク、独自システム、アプリ
ここは連絡手段が充実しているのが特徴です。
代行手数料も商品代の5%なので少量から試してみたい場合はいいですね。
私も使ったことがあります。
つたない日本語のスタッフもいますがほとんどコミュニケーションには問題ありませんでした。
無在庫転売の代行業者(タオバオ新幹線)
【タオバオ新幹線】
○福岡に事務所がある(現地は南通)
○国際送料 500gまで:90元(1元=15円:1,350円)、以降500g毎+20元
○代行手数料:10,889円未満(980円+税)10,889円以上(代金の9%)
○決済手段:銀行振込、Paypal
○連絡手段:メール、独自システム
ここは総じて料金が高いですね。
ただ、別料金システムが導入されたようで、「プレミアムライトプラン」というものがあり、今なら初期費用無料キャンペーン中のようです。
このプレミアムライトプランなら月額19,800円で代行手数料はかからないようです。
無在庫転売対応の代行業者4社比較表
では、この4社を比較表にしてみました。
代行手数料は業者によって違いますね。
少量の場合は商品代に対して費用がかかる方法を選ばれた方がいいと思います。
ある程度の量を取引するのであれば月額固定の利用料を選ばれる方がいいでしょう。
なので、少量の場合は淘太郎かラクマート、月額利用料ならイーウーパスポートがいいでしょうね。
まとめ
4社ご紹介しましたが、そもそも無在庫転売の場合はアリエクスプレスのような直送で実施する方が利益は取れます。
下記に例を出して説明します。
(例)タオバオ、アリエクスプレスともに同じ商品(1kg)で価格が3,000円だった場合
【代行業者】
商品代3,000円+中国国内送料(約10元=150円)+国際送料(1,400円)+代行手数料(5%=150円)=
合計4,700円
【直送】
商品代3,000円+国際送料(500円)+=
合計3,500円
あくまで一例ですが1,000円以上の利益差が出ることも珍しくありません。
どちらの方法を選ぶかは悩みどころですが、ある程度のクレームを許容できるということならやはり直送の方がおすすめですね。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
これから中国輸入を使った無在庫転売をやってみようと思っている方、すでにやっているけどうまくいかない方、国内転売に疲れた方など、ぜひLINE@でメッセージをください。
お待ちしております。