皆さん、こんにちは!
ネット物販ミチシルベ、案内人のワタナベ(@toshiya10000)です。
今回は「有在庫」と「無在庫」の特徴、違いをご説明します。
それぞれのメリット、デメリットがありますので詳しく説明しますね。
またこれらの特徴をいかした最強の物販方法がありますので、最後にそれをお話します。
では、ポイントの振り返りです。
有在庫とは?
有在庫とは、販売する商品を実際に仕入れて手元(倉庫)においておくということです。
世の中のほとんどの小売業はこれになります。
(流通の仕組み)
このように「工場」→「倉庫」→「お店」という物流を通って我々消費者の手元に商品が届くというのが基本的な仕組みですね。
では、中国輸入における有在庫となどのような仕組みかというと、
このようにネットを使って買付け依頼を代行業者に出し、商品を送ってもらい販売する。
というやり方です。
利用するネットは、アリババグループが運営する「アリババ」と「タオバオ」です。
大量仕入れに向いているアリババ
少量仕入れに向いているタオバオ
このサイトはいずれも販売している店舗が中国語メインになってしまうので、代行業者を挟んで買い付けることになります。
また、少量の場合は代行業者を挟まずに仕入れるやり方もあります。
仕入先はアリエクスプレスを使います。
有在庫のメリット
では、次に有在庫のメリットをご説明します。
◯大量に仕入れると原価が下がるので利益を上げやすい
有在庫はある程度まとまった量を仕入れるのが基本スタイルなので、少量仕入れより原価を下げることができます。
そうすると相場の売価との差が大きくなるので、利益を上げやすいという特徴があります。
◯商品を日本に仕入れて売るので、エンドユーザーへの到着が早い
自分の手元または指定の倉庫に仕入れてから販売するので購入者への配送時間が短くなります。
Amazonの倉庫を利用すればAmazonが提供する最速配送システムに乗せることができるので最短になります。
◯無在庫のような在庫切れがない
無在庫のデメリットの一つ、「在庫切れ」の心配がありません。
自分の在庫はツールで把握できますので、販売が順調なら追加発注を入れて在庫を補充すれば在庫切れの心配はありません。
◯オリジナル商品が作れる
これも有在庫の特徴の一つ。
オリジナル商品とは「ODM」「OEM」のことなのですが、これができるのは有在庫のみです。
人とは違う自分だけの商品を作ることができます。
有在庫のデメリット
では、続いてデメリットです。
◯在庫が残るリスクがある
有在庫最大の恐怖『在庫リスク』です。
売れると思った商品が全然売れない。ブームが去ってしまった。など様々な理由で残ってしまうリスクがあります。
◯安くしないと売れなくなり原価割れを起こす可能性あり
上記の在庫リスクと関連する話ですが、在庫が大量に余ってしまったので安くして早く現金化しないと、どんどん相場が下がってしまう。
ライバルが現れて自分より安く売り出してしまった。
などの影響で最悪原価割れ(仕入れた価格より安く売ること)になってしまう恐れがあります。
◯保管する場所が必要
当然ですが置いておく場所が必要になります。
自宅に置いておくのが一番コストがかからない方法ですが、家中ダンボールだらけ、というのも嫌ですよね。
なのでAmazonなどの倉庫を借りて商品を置いておくことになりますが費用がかかってきます。
◯販売開始までの準備期間が長い
オリジナルではない通常の商品の場合でも注文から到着まで2〜3週間はかかります。
オリジナルの場合は商品企画から発注、入荷、販売という過程があるので、早くても2ヶ月ほどかかります。
夏向けの商品を6月から企画してしまうと販売開始は8月からになるので、販売期間が1ヶ月ほどしかないということになります。
もし企画するなら、遅くとも4月くらいから始めないといけません。
無在庫とは?
商品は仕入れず、ネットを使って先に販売をします。そして売れたら商品を買い付け、購入者に直接配送する。
という方法が無在庫です。
主な仕入先はアリエクスプレスを使います。
タオバオを使う方法もあるのですが、代行業者を使わないといけないなど手間が多いので、私はアリエクスプレスを使った方法を使っています。
無在庫のメリット
では、無在庫のメリットです。
◯在庫リスクがない
なんと言ってもまずはこれです。在庫を持たない手法なので安心できます。
◯資金なしでも始められる
在庫を持つ必要がないので仕入れる資金も必要ありません。
ですから資金0円でも始められるという手軽さがあります。
◯商品を直接購入者に送るので送料が安く済む
アリエクスプレスから直接購入者に商品を送るのでその分送料を安くすることができます。
有在庫だと
「中国の工場」→「代行業者」→「自分の倉庫」→「購入者」
となるので配送が3回発生します。
しかし、無在庫の場合は、
「中国の工場」→「購入者」
となるので、送料を安くできるというわけです。
無在庫のデメリット
では、デメリットはなんでしょう?
◯到着までの配送時間がかかる
中国から手元に届く時間というのは有在庫と一緒ですが、有在庫の場合は一旦自分が仕入れているので購入者から見るとすぐ届くということになります。
ですが、無在庫は売れてから買い付けるので中国からの輸送期間が購入者からみた配送期間になります。
通常2〜3週間など普通なのですが、場合によっては1ヶ月以上かかることもあります。
◯在庫切れしている場合がある
商品を見つけて売り出したときは在庫があったのに、いざ売れたので買付けをしようと思ったら在庫がなくなっていた・・・。
なんてことは無在庫の場合は往々にしてあります。
◯不良品、粗悪品のチェックができない場合がある
無在庫の場合、基本的に中国の工場もしくはショップから直接購入者に商品を送るので検品することができません。
代行業者を挟む方法を使えば検品してもらえる業者もいるので、そこで不良品ではないかチェックしてもらえます。
ですがその分、時間とコストがかかるのでほとんどの場合は直接購入者に送ってもらいます。
そうすると不良品が届く率が上がり、クレームが起こりやすいです。
◯無在庫を禁止している販売先で販売するとアカウント停止されることがある
特にフリマアプリは厳しく管理しているように思います。
私もメルカリ、ラクマ、ヤフオクで出品していますが、メルカリは2回警告がきてアカウントを止められました。
有在庫と無在庫の比較表
では、両者を比較してみます。
前半の項目は無在庫の方がメリットがあります。
後半は有在庫の方が有利です。
ワタナベがすすめる最強のやり方
どちらにもメリット、デメリットがあるので、私ワタナベが考えるやり方は
『両方やる!!』
です。
このように段階を無在庫と有在庫で分けて、リスクを極力やり方をオススメします。
また、この最強のやり方のポイントとしては、
◯有在庫に移っても無在庫をやめない、同時に行う
→無在庫は売っている商品の種類で稼ぐので、やっている間に売れる商品傾向がつかめてくる。
そのデータを有在庫にいかして、大量販売で儲ける。
ということです。
◯オリジナルを作る
→売れることがわかっている商品なので、これをもっといいものにカスタマイズすることを考えましょう。
そうすれば、既存商品より売れやすくなり、他から真似されにくくなり差別化になります。
いかがだったでしょうか?
有在庫、無在庫、どちらかだけでもいいですが、できれば両方やってみることをオススメします。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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